ゆるりと立派な大人になるために

元組み込みソフトウェアエンジニア、あれこれを書いていこうと思います。TOEICは915点

TOEIC900を超える方法と、昨今のTOEIC批判について

今日は、最近言われる"TOEICなんて意味が無い"論にちょっともの申したいと思います。

その前に、僕が4年程前TOEIC 900前半の点数を取った時にやった事を紹介します。

 TOEICを受けようと思ったのは、なんとなくで、TOEIC900点持っていれば、どこの会社に入っても、”英語を勉強しなさい”って言われることはないだろうとなんとなく思ったからでした。

1. 700点を超えるまで。

キム・デギュンさんという韓国でTOEIC会のカリスマと言われている方の参考書を片っ端からやりまくりましたが、600点代からあがらず、もう自分には才能がないかもと思っていました。その時、たまたま見たブログで公式問題集を徹底的にやった方がいいというのを見て、volume別に3冊買ってきて、ひたすらやりまくったら、あっさり700点超えました。

 

2. 800点を超えるまで。

700点超えた後、もっともっと公式問題集をやり込みました。だけど、どうしても800点の壁は超えられず、700点中盤を行ったり来たりでした。これが自分の限界だなって思っていた時に、web上で池袋にTOEICの専門学校があることを知ります。ええい、これで最後だ、7,8万円するけど、2ヶ月これに賭けてみよう。って決めて通うことになりました。週一土曜日だけ、7時間程でそれを2ヶ月間、平日は宿題で一日1.5時間程を毎日続けました。そしたら次のTOEICであっさり800点を超えました。

 

3. 900点を超えるまで。

800点を超えた僕は、単純にもう一期間受講すれば900点を超えるとおもい、もう一回7万円を払って2ヶ月間勉強しました。ところがどっこい、次のTOEICでも800点前半のままでした。もう、これが僕の限界だなっと思っていたところ、あきらめ半分で何かいい情報が転がってないかweb上を検索し始めます。すると、990点をとった方たちがブログをやっているのを発見します。で、この方たちの勉強方法をひたすら研究すると、一つの答えが出てきました。

 

   "全然、勉強時間が違う!!!!"

 

東大卒である研究室に勤めている方を覗いて、みなさん尋常じゃない勉強をされている事に気づきました。会社終わりでの家での自由時間を全部TOEICの勉強に使い(約3,4時間)、休日は起きている時間のほとんど、9時間程ぶっ続けで勉強していたわけです。

あと、TOEIC模擬問題集を大量に買って来て、片っ端から解いているのも一つの共通点だとわかりました。

 僕はこう思いました。全然違う、努力の差がありすぎると。今までの勉強の仕方が間違っていたわけではなく、単純にTOEICに費やしている時間が違うのだと。そして、方法論ではなく、根性論だと思いました。

 もう、これで最後、鼻血出してもいいから、最後に一ヶ月間だけ頑張ろうと思い、平日会社が終わったらすぐ家に帰り、寝るまでひたすら模試を解く、休日は土日の8~11時間程ぶっ続けで勉強しました。インターネットでyoutubeを見てしまわないように、ルーターをガムテープでぐるぐる巻にし、外すのにかなりめんどくさいようにしました。あと、”僕はロボット、TOEICをひたすら勉強する事をプログラミングされているロボットだ、辛いなんて感情はない”と言い聞かせました。。そして、その苦労もあってか、次のTOEICで僕は900点を超える事ができました。

 

4.900点を越えてみて良かった点

 今外資系の企業に努めていますが、TOEICの問題にでてくるような英文が毎日のようにメールで飛び交っています。僕がすんなり外資系のメールでのコミュニケーションに馴染めたのは、TOEICのおかげだと思っています。それに、やっぱりTOEICを作成しているETS(TOEFLも作成している)は日常使われる英語を徹底的に研究しているとおもいます。英検の勉強もしたことあるけど、TOEICの方が日常会話、ビジネスで使われる英語を最小限の努力で効率よく勉強できるように考えられてるなぁ~と思うし、最小公倍数の必須英語を学ぶための強力なテストだとも思います。

5.TOEIC批判について

TOEIC批判の主な理由は、英会話力を測っていない理由をあげている人が多いような気がしますが、それは当たり前ではないでしょうか?と。TOEICにはリスニングとリーディングのテストしかないから、英会話力はTOEICではよくわかりません。たぶん、会話力を測定するのには、TOEFLの方が多少は優れているのでしょう。ただ、何回も英語のミーティングに出ていて思うのは、本当に英会話力って必要??って事です。

 会社で英語でミーティングするのに必要な英語なんて限られたもので、自分の思っている事を伝えるという点では、難しい単語は必要なく、すぐに慣れてしまうものだと思っています。(もちろん、ミーティングで必要な技術的内容を日本語では十分に理解しているという事は前提です。)僕は技術的な部署に勤めていて、英会話はめったにしませんが、毎日のように英会話をしている営業職の人たちで、英会話に苦労したという人を今の所1人も会った事はありません。むしろ、技術的な内容が理解できず相談を受ける事はしょっちゅうあります。

 また、外資系の会社につとめていて思うのは、本当にネイティブ同士が容赦なく日常会話をスラングありの早口でしゃべりはじめたら、英語圏で育って、大人になって日本にやってきた人以外は、理解できる人はいないということです。外資系の人達といっても、やっぱり日本人でネイティブの会話スピードには足元にも及ばないものです。どんなに頑張ったって、非英語圏の人達が到達できる英語力というのは限られているんだし、その努力をするんならもっと違う事にベクトルを向けたほうが、精神的にもいいし、お金にもなると思ったりします。

6.結論

- 英会話能力なんて会社に入ってからぶっつけ本番でよい。

- 外資系の人間でもネイティブ並に会話力を持つ人なんていない。(いたとしても、めったに出会えないと思う。) そもそも、ネイティブ並に喋れる必要はない。技術力の方が重要。

- でも、簡単な英文を読めないのは困るよ。

- 英語の勉強はTOEICである必要はない。けど、最小の時間で仕事でよく使われる英語が効率よく勉強できるよ。(ETSも結構頑張って研究してるよ。)

- 点数で自分の英語力がなんとなくでもいいから計れた方が、ゲーム感覚で楽しくない?

- 非英語圏の日本人として、限界まで挑戦するのもいいけど、仕事としてはそんなにムキになる必要はないよ。ネイティブ並に英会話力を上げようとするのは、テトリスぷよぷよ、今で言うとパズドラで高得点を目指しているのと同じで、自己満足の世界かと思うよ。